インドネシアで感じたペット文化と命への価値観

query_builder 2024/12/04
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私は静岡産業大学の卒業生で、同大学の同窓会理事を務めています。今年、大学が開学30周年を迎え、その記念事業としてインドネシアで留学生の同窓生たちを交えたパーティーが開催されました。私もそのイベントに参加するため、数日間インドネシアを訪問しました。

滞在中、現地のペット文化や命への価値観に触れる機会があり、多くのことを考えさせられました。特に印象的だったのは、イスラム教の影響がペットへの考え方に表れている点です。イスラム教では命は神から与えられたものであり、その命を売買することには慎重な姿勢があります。一方で、猫は預言者ムハンマドが愛した動物とされ、特別な存在として扱われています。そのため、都市部では猫が人気の高いペットとなっています。

滞在先のホテル近くの公園の隣に「鳥市場」と言われている場所があり、散歩がてら覗いてみました。市場では小鳥をはじめ、ウサギやモルモット、爬虫類、猫など多種多様な動物が販売されていました。市場の活気に驚く一方で、動物たちの管理環境には改善の余地があるように感じました。

インドネシア特にジャカルタでは都市化に伴い、ペット専用の病院やグルーミングサービスが増加し、SNSを通じたペットの写真共有も一般的になっていると言うことです。

ペットとの暮らしは販売しているフードなどは日本とほとんど変わらない品揃えがあった一方、供養についてはイスラム教の影響もあり、土葬がメインということで、こうした異文化に触れることで、ペット文化や命への考え方について新たな視点を得ることができました。

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